中卒が高収入を狙うなら「営業」が有利な件。おすすめ業界や仕事内容を公開!
「中卒だから給料の良い会社には入れない」「稼げる仕事には就けない」と思っていませんか?
たしかに、学歴によって応募できる仕事に制限はかかります。しかし、学歴ではなく本人の実力で評価してくれる仕事はたくさんあります。
そのなかでも、今回は「営業」という仕事について解説します。
この記事のまとめ!
・中卒者が高収入を稼ぐには経験やスキルを培うことが必要
・中卒者には営業職がおすすめである
・営業職は様々な業界に存在するが、中でも不動産業界が狙い目である
中卒が高収入を得るにはどうすれば良いか
「やる気」を持って、「経験」「スキル」をつける
まず最初に認識しておいていただきたい事実があります。それは「中卒だから高収入を得ることが出来ない」という考えが間違いであるということです。
中卒など学歴に強みがない人でも成功を収めている方は数多くいらっしゃいます。
それは何も古い世代の方ばかりではありません。たまたま頭が良かったからでもありません。すべての根幹は「やる気」に尽きます。
人がお金を稼いでいくにはまず「やる気」が大前提となります。「やる気」さえあればたいていのことは乗り越えることができます。
というのも、お金を稼ぐ=仕事をしていくということは通常多少の苦痛が伴うものです。
仕事を楽しいと感じられる時ももちろんありますが、自分の思うように進まないことや理不尽な理由で失敗してしまうことは日常茶飯事です。
しかし「絶対にこれを成し遂げるぞ!」「こんな人になるぞ!」といった具体的な目標を伴う強いやる気が、そんな苦痛さを乗り越えさせてくれます。先を見据えることがエネルギーに繋がるのです。
ただし、それでも「やる気」だけでは成功を収めることはできません。何の経験も知識もないところに突然医者になろうとやる気を出しても、1週間後に医者になれるわけではありません。それはトラック運転手だって、シェフだって同じです。
高収入を得るために必要なのはズバリ「経験」と「スキル」です。
それまでに失敗を重ねた経験や成功を収めた経験、そして培ったスキルや知識があればおのずと収入は上がっていきます。
もちろん経験やスキルは3日やそこらで身につくものではないため、経験をつみながらスキルを構築していくためにまずは高収入でない状態から働き始める必要があります。
しかし、そこからあなたのやる気次第で一気に高収入への道が開けるのです。
なぜ「営業」が有利なのか
上記の説明を読む限りでは経験やスキルさえあればどんな仕事だってできそうなものですが、中でもより中卒者が高収入を狙うのに有利な職種があります。それが「営業職」です。
営業職には基本的に学歴や経験を不問としている求人が多く、これから経験やスキルを身につけたいと中卒者が考えた場合に最も挑戦しやすい仕事なのです。
そして営業職が学歴も経験も不問としていることが多い理由には、営業職が業界を問わず全体的に実力主義である点が挙げられます。
営業職はどの業界においてもなにかしらの商品やサービスをお客様に提案し、ご購入いただくことが仕事です。つまりは、営業職ではその商品やサービスを購入してもらえなければ仕事にならないということです。
だからこそ営業職で最も重要なのは結果なのであり、営業マンはさまざまな経験を経てそれぞれでお客様の心に寄り添うスキルを身につけたり、とにかく件数を回る体力や精神力を培ったりするのです。
そこでよりやる気を持って試行錯誤をすることのできた人が将来的に高収入を手にすることができるのです。
また、営業職には学歴を問わず嬉しいメリットがあります。それはどの業界にも営業職が存在するという点です。
例えばウォーターサーバーを販売している企業であれば、そのウォーターサーバーを自宅やオフィス、フィットネスジムなどに置いていただかなければ収入になりません。
しかしウォーターサーバーを販売している企業は多く存在するため、企業側から顧客側へ率先して営業をかけるのです。
また販売職だけでなく若手新人アイドルを売り込もうとしている事務所があった場合、その事務所の営業担当(あるいはマネージャー)がそのアイドルを各レコード会社へ売り込むのです。これも立派な営業活動にあたります。
このようにどの業界にも営業職はあるため、この職業は誰でも自分の興味のある業界で働くことができるという利点があるのです。
営業職とは?
営業職とは、企業が開発した商品やサービスを客や相手会社に対して紹介し販売していく仕事です。
企業の商品やサービスは開発するだけでは売上になりません。自社の商品の特徴をよく理解し、他社製品との差をエンドユーザーにプレゼンすることで初めて売れます。
企業の原動力となる売上を作る営業職は多くの企業で花形の仕事であり、数字を上げられる営業マンは会社での評価も高くなります。
そして営業職の種類は大きく分けて「法人営業」と「個人営業」の2種類です。
「BtoB」と呼ばれる企業相手の取引を主に行うのが法人営業と呼ばれる営業職で、企業向けの商品やサービスを販売する仕事になります。
法人営業はほぼすべての業界で必要な存在で、会社にとっても要となる職種です。
一方、個人営業は一般の客を相手にする営業で主に不動産、旅行代理店、保険などの業界で必要となる仕事になります。
どちらの営業職も「その企業の顔」として客や相手企業と接することになります。
適切な言葉遣いや身だしなみはもちろんのこと、商品に対する深い理解や相手のニーズを引き出す話術などのスキルが必要です。
営業職は「数字を上げる」ことが仕事になります。数字とは「契約数」であり、いかに学歴が高くても数字が上げられない営業マンは会社にとって必要とされません。
つまり、営業職に大切なのは学歴ではなく「どれだけ数字を上げられるか」この1点に尽きます。したがって、中卒であったとしても学歴のハンデを跳ね返すチャンスが営業職にはあるのです。
また、多くの企業では契約数に応じて給与が上がる「歩合制」を採用しています。
数字が上げられない場合は月給が下がる場合もありますが、きちんと数字を取れるのであれば高卒や大卒よりも多くの給料ももらうことも可能です。
したがって、今一度自分の希望だけでなく性格も加味して、自分が営業職に合っているかどうかを考えてみましょう。
ただし、自分を客観視するというのは以外にも難しいもの。自己分析を行って自分の強みや仕事に求めるものを明確にしておく必要がありますが、不慣れな方には少々骨が折れることになるでしょう。
そこで近年、20代に人気なのが転職エージェントを利用してプロにサポートしてもらう方法です。
転職エージェントでは一人ひとりの希望や強みに沿った仕事選びや応募書類の添削、面接対策をマンツーマンでサポートしてもらうことができます。
自分には営業職がむいているのか、自分にとってやりがいのある仕事なのかをプロの視点からアドバイスしてもらうことができます。無料で利用できるところが多いため、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
ちなみに下記の動画では営業の仕事内容の他、得られるやりがいや営業に向いている人の特徴についてアニメでわかりやすくご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてください。
営業の仕事の流れ
一般的な営業職の仕事内容は「商品理解・競合調査」「アポ取り」「商談」「成約」「商品やサービスの提供」「アフターフォロー」この6つです。
もちろん、会社によってどこまで営業が行うかは違います。営業職はアポ取りと商談を集中して行い、あとの事務作業は営業事務が行ってくれる会社もあります。
営業職に就くにあたって、まず必ずしなければならないのは自社が提供する商品やサービスの理解です。
「自社製品にはどんな特徴があるのか」「他社とは何が違うのか」をしっかりと理解していなければ商品のプレゼンはできません。
扱う商品やサービスは非常に多種多様で、普段使いの日用品から車や家など高額な商品まであります。それらの商品についてどんな質問を受けてもすぐに適切な回答ができることが重要です。
商品を十分に理解したあとは、客や相手企業に対して商品を紹介する場を作ります。これがアポ取りと呼ばれる仕事で、電話やメール、訪問などさまざまな手段を駆使して商談する機会を作ります。
次に、アポ取りで作った商談の機会で商品をプレゼンしていきます。上手くプレゼンが出来れば成約に繋がり、契約を取ることができるでしょう。
契約を取ったあとは、商品やサービスを提供し、アフターフォローへとつながっていきます。取引先と上手く関係を築くことができれば、次の営業先を紹介してくれることもあります。
これが営業職の大まかな仕事の流れになります。
営業職なら不動産業界がおすすめ!
営業職に学歴が関係ないといっても、実際に就職する場合には一定の制限があります。
特に、大手メーカーや銀行、商社などは応募が殺到するため募集条件として高卒や大卒以上としている場合がほとんどです。
したがって、中卒の場合、応募できる業界や業種は限られてしまいます。そこで狙い目なのは「不動産業界」です。
不動産業界では募集条件に「学歴不問」としている企業がたくさんあり、大手不動産会社でも中卒や高卒を採用している実績があります。
なぜ、不動産業界に学歴不問としている企業が多いのかというと、不動産業界は「実力主義」が徹底されているからです。
精神的な重圧やプレッシャーが重くのしかかる不動産業界において「数字を上げられる人材」は何よりも重宝されます。
「高学歴だけどもメンタルが弱い学生」よりも「中卒でも稼ぎたいという向上心のある学生」が欲しいと思う企業がたくさんあるからです。
もちろん、職務は他業種に比べて厳しくなりますが、結果を出すことができれば学歴関係なく評価してもらえる風土があります。
したがって、中卒でも営業職になりたいのであれば不動産業界が狙い目となります。
学歴のハンデを克服して高給取りになろう
社会的な流れとして「学歴で判断するのは良くない」「能力やスキルに応じた仕事に就くべき」と各分野で唱えられていますが、実際には「学歴」である程度の絞り込みを行っているのが現状です。
「学歴だけで判断されるのは不当だ」と思っていたとしても、現実の社会では一定のハンデとして捉えられます。
このようななかで、中卒でも自分の努力次第で高給取りになることも可能なのが営業という仕事です。
誰もが知っているような大企業の社長でも最終学歴は中卒という人が何人もいます。「学歴が無いから」と諦めずに「誰よりも稼いでやる」という気持ちで就職活動に臨むことが大切です。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!