不安な面接はもう嫌だ!既卒就職のための面接攻略五箇条
既卒の人が就職しようと活動を始めたときに大きな難関となるのが面接です。書類選考をようやく通過できても面接ですぐに落とされてしまい、就職活動を諦めてしまう人もいます。そうならないようにするために必要な対策を把握しておきましょう。
其の壱・既卒の人にとって大切な面接対策
既卒の人は学校を卒業してから仕事をしていない期間があり、社会人としての経験がないことから企業から目を向けられない傾向があるのは確かです。
例えば二年間、学校を卒業してから遊び歩いていたり、アルバイトしかしていなかったりした既卒の人よりも、たった二年間でもどこかの企業で働いた第二新卒の人の方が企業には魅力的に見えます。
そのため、書類選考の時点で既卒の人は不利になってしまいやすく、面接になかなか呼んでもらえないのが通例です。
だからこそ面接を受けられる機会が手に入ったら大切にしなければなりません。
十分な対策をして確実性を少しでも上げておくことが肝心です。
面接対策の基本は質問に対してスムーズに答えつつ、自分の魅力をアピールできるように回答を用意しておくことです。
どんな質問が来るかを想定してリストアップし、その回答を作成して覚えておけば大抵の面接には対応できます。
想定外の質問が来たときには臨機応変に応じなければなりませんが、準備を十分にしてあればある程度の対応力も付くのであまり心配する必要はありません。
それに加えて面接を受ける上でのマナーも見られているので注意しましょう。
身だしなみを整えて会場に向かい、挨拶やお礼、入室や退室の仕方などの細かなところまで気を払って対応することが欠かせません。
減点対象になるかどうかは相手企業次第なので、全て完璧にこなせるように勉強しておきましょう。
其の弐・面接でアピールするポイントを捻出しよう
面接対策をする上で既卒の人が苦労するのがアピールするポイントをどこにするかを決めるところです。
新卒のときには学校で取り組んできたことや、インターンやボランティア活動への参加経験、サークル活動やアルバイトなどでの取り組みなどをアピールしたでしょう。
しかし、中途採用の場合には業務にどれだけ使える能力や知識を持っているかを、社会人としての経験から語ることが求められます。
仕事をしていた人の場合にはその職場での経験からアピールポイントを見つけ出すことができるでしょう。
でも既卒の人はその経歴がないので説明できることがないのです。
ただ、既卒の人でも面接に呼んでくれたという時点で企業側は自分に興味を持っていると考えられます。
既卒という時点で職歴にかなりの期待を寄せているというこは考えにくいので、学歴や特技、あるいは年齢や性別などから判断して面接に呼んでみようと判断しているのです。
学校で学んだことと仕事を直結させられないか、履歴書に書けるような特技と業務の関連性はないかといった観点からアピールポイントを捻出してみましょう。
あるいは既卒の人は若さがアピールポイントになります。
若くて体力がある、将来も企業に貢献できるといった点を前面に出してみるのは良い方法です。
面接のときには自己紹介や自己PRの時間を設けてもらえる場合が多いので、スムーズに話せるように用意しておきましょう。
▶あなたは大丈夫?既卒が就職するための面接対策「絶対五箇条」
其の参・必ず聞かれるポイントに率直に答えられるようにしておこう
自己PR以外にも面接では必ず聞かれるポイントがたくさんあります。
既卒の人が特に対策をしておいた方が良いのが、学校を卒業してから何をしていたのか、卒業したときに就職しなかったのはなぜかというタイプの質問です。
フリーターをしていた、親の介護をしていた、結婚して専業主婦をしていたなどが質問の回答として挙げられますが、自己アピールに向けて話を展開できるのが理想的です。
「親の介護で就職する余裕がありませんでしたが、介護の経験を経て福祉の仕事に興味を持ち、両立できる範囲で働きたいと思うようになりました」
といった形で前向きな形に話をまとめられると良いでしょう。
逆にこのような質問に対してネガティブな発言をすると印象が悪くなってしまうので気をつけましょう。
「社会人として働くのが不安になって内定を辞退してしまった」「内定をもらえなくて就職浪人している」といったことはストレートに聞かれたとき以外には言ってはなりません。
言わざるを得ないようなときにも話し方を工夫すれば大丈夫です。
例えば以下のような感じです。
「新卒のときには内定をもらえなかったのですが、働きたいという気持ちがあってフリーターとして様々な現場でアルバイトをしてきました。ただ、もっと責任のある仕事に従事したいと考えて就職を思い立ちました。」
といった話の展開にすれば良いのです。
率直に答えて深入りしないようにしておいた方が失言をしてしまうリスクが低く、全体として良い印象を与えやすいでしょう。
其の四・面接対策は書類対策から
面接対策は書類を書く時点から始まっているということも理解しておいた方が良いかもしれません。
面接の質問は基本的には履歴書や職務経歴書に記載されている内容に基づいて行われています。
したがって何を書類に書いておくかによって想定される質問も限定されることになるのです。
また、もっと詳しく書きたいけれどあえて面接で質問してもらうために説明を大まかにしておくということもできます。
特技として書いた内容は質問される可能性が高いので、その特技と仕事を結びつけられるようにしましょう。
面接対策をするときにも自分の書いた書類を見ながらどんな質問があり得るかを考えてみるのが大切です。
其の五・練習を繰り返してスムーズに答えられるようになろう
面接対策で最も重要なポイントの一つとして押さえておきたいのが練習です。
どれだけ想定質問を考えて回答を用意しておいたとしても、暗記した文章を読み上げるようにしてたどたどしく答えているようではマイナス評価を受けてしまいます。
繰り返し練習をしてどんな質問にもスムーズに答えられるようにしておくのが肝心です。
ただ、当日は想定した通りの質問ばかりではないので、質問の内容をその場で理解して適切な内容を考えて答える力も必要になります。
そのために私たちが力になれるので相談に来て下さい。
私たち第二新卒エージェントneoは就職支援を行っているエージェントです。
若手で就職したいと考えている人のサポートを専門的に行っているのが特徴で、既卒の方のサポートも行ってきた経験が豊富にあります。
希望に合っている求人を探して紹介するのも私たちの仕事ですが、応募の準備をサポートすることや、応募後に選考を受ける際の対策を立てて一緒に就職を目指していくことも重要と考えています。
書類の書き方についても指導や添削をしているので、面接対策につなげたいと考えている人も気軽に相談して下さい。
書類が通ったから何とか面接を突破して採用を勝ち取れるようにしたいという人には模擬練習も実施しています。
まとめ・既卒の面接対策は周到に行おう
既卒の人は就職活動で苦労しがちですが、対策を十分に行えばやりたい仕事ができる会社に入れる可能性はあります。
私たちは既卒の人のサポートを何度も行ってきているので十分なノウハウを持っています。
書類選考を通過しやすくなるだけでなく、面接でも企業側を納得させられる対応ができるように周到な対策をしているので安心できるでしょう。
私たちと一緒に想定質問の回答を準備したり、模擬面接を通して何を改善すれば面接で良い評価を受けられるようになるかを考えたりしながら、就職の成功を目指しましょう。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!