知らなかったでは手遅れ!京都で転職したい第二新卒男性へ
地元が京都なので戻りたい人、観光で京都に訪れてここで暮らしていきたいと思うようになった人、彼女の地元が京都なので結婚のために一緒に住みたい人など、京都で転職活動したい理由は人それぞれです。京都は清水寺や伏見稲荷大社など、世界的に有名な観光地が多いので観光業に強いというイメージがありますが、実は製造業にも強いという特徴があります。今回は第二新卒の男性が、京都で転職活動をするときに知っておくべきことをお伝えします。
第二新卒とは?既卒との違いは?
第二新卒とは新卒採用で入社した後1~3年程度の求職者のことです。
明確な定義はありませんが、学校を卒業し就職した後3年以内に転職活動を行う人のことを企業がこう呼ぶようです。
一方既卒とは、学校を卒業した後正社員として就職していない人のことを指します。
学校卒業後にパートやアルバイトで働いていた人も既卒といいます。
第二新卒は短期間でも企業に勤めた経験がある社会人なので、基本的なビジネスマナーを身につけていることがアピールポイントになるでしょう。
第二新卒が転職するメリット
第二新卒だと、通常の転職活動と異なり高度なスキルを求められることは少ない傾向があります。
そのため、未経験の全く異なる職種や業種にも挑戦しやすいでしょう。
企業側はこれからの伸びしろや可能性に期待していますので、仕事に対する熱意をアピールしましょう。
また基本的なビジネスマナーを身につけていることは、企業にとって新卒と比べて教育コストがかからないのが魅力なので、そこもアピールできます。
厚生労働省が発表している統計で今後3年間の転職者の採用予定をみると、「転職者を採用する予定がある」事業所割合は 52.6%となっています(平成27年)。
このように最近では半数以上の企業が、転職に対してポジティブなイメージを持っているのです。
第二新卒が転職するデメリット
新卒の就活では気にする必要はありませんでしたが、第二新卒では必ず前の会社の退職理由を聞かれます。
「残業が多かった」「給料が少なかった」などネガティブな表現を使うのではなく、「効率的に働きたい」「自分の能力を活かせる環境で働きたい」などポジティブな表現を使いましょう。
転職先の会社に「すぐに辞めてしまうのではないか」と心配させないように、退職理由に加えてこれから転職先で自分が将来的に何を目指していきたいのかをしっかり伝えましょう。
▶早く言ってよ!未経験の第二新卒が事務職に転職する前に知っておくべきこと
第二新卒の転職活動の特徴
第二新卒向けの企業説明会やセミナーはあまりありません。
そのため第二新卒で転職活動を行う場合は、自ら積極的に動かなければなりません。
求人を探すときは、転職エージェントを利用することが多いでしょう。
新卒の時にリクナビやマイナビなどの就活サイトに登録したのではないでしょうか。
新卒には新卒向けの、第二新卒には第二新卒向けの転職エージェントがあります。
何か所か登録してみて、自分に合うところを見つけてみましょう。
第二新卒の転職活動は孤独になりがちです。
面接練習をしてくれるところもあるので、いろいろ検討することをおすすめします。
京都はものづくりと観光に強い
求人を探す前にまずは京都について知っておきましょう。
京都の2018年3月の有効求人倍率は1.62倍です。
これは全国平均の1.59倍を上回っています。
京都には世界的にも有名な企業が多く存在することから製造業が強く、観光業も発展しています。
意外かもしれませんが、京都の製造業の労働者は観光業と接点がある卸売・小売業に次いで多くなっています。
西陣織や友禅染など伝統的な工業だけでなく、現代的なハイテク工業も盛んです。
体温計で有名なオムロンや電子部品の製造で海外シェアを伸ばしている村田製作所などは京都に本社があります。
京都ならではの仕事
また京都に来る観光客は外国人がかなり多いので、観光業では特に外国語でのコミュニケーションが可能な人が求められます。
最近はバックパッカー向けのゲストハウスが増えています。
語学力を活かしてゲストハウスの独立開業を狙うために、ゲストハウスの社員として経験を積むのもありでしょう。
また西陣織や京扇子など京都の伝統工芸の職人になりたいという方もいるのではないでしょうか。
職人を見つけて直接弟子入りすれば、チャンスがあります。
過去にハローワークで西陣織物製織の職人を募集していたこともありますので積極的に動いてみましょう。
なお京都には大学が多く、数多くのベンチャー企業があります。
さらに京都府南エリアには「関西文化学術研究都市」が整備されています。
理系出身で最新の研究に関わりたいという人にはチャレンジできる環境があるといえるでしょう。
職務経歴書を準備しよう
京都で応募した企業が決まったら職務経歴書を準備しましょう。
新卒では必要ありませんでしたが、第二新卒ではほとんどの企業で提出を求められます。
特に書き方に決まりはありませんが、職務経歴書には履歴書に書ききれない内容を書くのがポイントです。
一般的には前職での業務内容や身につけたスキル、自己PRなどを書くことが多いです。
採用担当者が読むことを意識して、読みやすいよう書きましょう。
A4用紙1,2枚程度になるようにまとめるとよいです。
転職活動をするタイミングは、思い立ったが吉日
転職したいと思ったらすぐに転職活動をしましょう。
第二新卒として扱われる期間は長くはありません。
迷っていたらあっという間に時間は過ぎ去ってしまいます。
今の仕事を続けながらでも転職活動はできます。
ブラック企業で働いていて休みを全くとれないという状況なら、退職後の活動をおすすめしますが、そうでなければ在職中の方が金銭面でおすすめです。
一度失業すると年金や健康保険を自分で払わなければならないので、ある程度の貯金がないと生活していくことが困難です。
転職先がなかなか見つからないと妥協して志望度の低い企業に就職してしまう可能性もあります。
今の仕事を続けるか辞めるかはよく検討しましょう。
どうやって転職先を探すか
まずは転職イベントに参加したり、転職エージェントに登録したりして求人を探してみましょう。
残念ながら第二新卒は新卒採用と比べて求人の選択肢は少ないです。
しかし新卒で就職した人の3割が3年以内に離職していることから、人材が不足している企業や業界もあります。
そのため第二新卒を積極的に採用する企業も多くなっているようです。
全く異なる職種であったとしても、目標に向かって努力する姿勢など、どんな仕事でもアピールできる強みはあります。
自分がこの先長く働いていけるかどうか、しっかり企業研究して活動していきましょう。
次に2ケースの第二新卒の転職成功例があります。
第二新卒の転職成功例1
25歳男性K・Aさん
商社半年で辞める→清掃アルバイト→ホテル業の正社員
僕は新卒で商社に入社しました。
しかし営業ノルマは厳しく、それが達成できないと上司から毎日暴言をはかれ続けたんです。
このままでは精神的にまいってしまうと思って、半年で退職しました。
そのあとは実家に帰って清掃のアルバイトをしながら無気力に過ごしていました。
数年間たってやっと立ち直ってきたときに、好きな女性ができたんです。
それまでは自分が生きていければいいと思っていたんですが、彼女を幸せにするために再就職を決意しました。
でもまず何から始めていいかわからなかったので、ネット検索で出てきた第二新卒エージェント neoに登録しました。
初の職場で自信をなくした自分のいい所を教えてくれたので、なんとか自己アピールを作成し内定をいただくことができました。
これからも彼女のために頑張っていきたいです。
第二新卒の転職成功例2
26歳女性M・Hさん
介護福祉施設2年で辞める→カフェのアルバイト→携帯販売の正社員
新卒で入った介護福祉施設は、体調を崩してしまい2年で辞めました。
そのあとは、しばらく正社員として働く気力がわかず、カフェのアルバイトをしていました。
責任がなく楽に働けるのでこのままでもいいと思っていたのですが、2年後店長になりました。
責任が伴うのに雇用形態はアルバイトのままであることに納得いかなかったのが、転職活動を始めたきっかけです。
ちゃんと正社員として働ける職場に行きたいと思い、友人の勧めで第二新卒エージェント neoに登録しました。
カウンセリングで今までの仕事の経験を振り返り、面接練習もしてもらったことで携帯販売の正社員として採用されました。
親にも安心してもらえてほっとしています。
第二新卒の強みを活かして転職しよう
第二新卒は社会人を経験しており、自分のやりたいことや適性も新卒のころよりも見えてくるようになる時期です。
自分のやりたいことをするための前向きな転職であれば、積極的にチャレンジしていきましょう。
つらい状況から逃げるための転職であったとしても、自分の強みと実現したいことを前向きに伝えることができれば大丈夫です。
もし自分の長所ややりたいことが見つからないときは、私たち第二新卒エージェント neoに頼ってださい。
内定までしっかりサポートします。
ぜひ私たちと一緒に転職を成功させましょう。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!