まずは計画を立てる

中卒から正社員への転職を目指すにはまず情報収集に始まり、仕事選び、履歴書の作成、面接対策など、ポイントを押さえて計画的に活動することが大切です。
正しい就職活動のプロセスを知らないまま何となく求人に応募して運よく採用されるほど、正社員への転職は簡単なものではありません。

まずは、職種についての情報をいつまでに調べる、求人を探すのはこの日から、履歴書を準備するのはここから、というようにノートや手帳などに予定を書き込んでいきましょう。
そうすることで、入社までの大まかな流れがはっきりとしてきます。

しかしせっかく立てた計画でも、多少の変更やズレは起きるものです。
たとえ計画通りに進まなかったとしても、途中で投げ出すのはよくありません。
ズレてしまった予定は修正すればよいだけのこと。あきらめずに就職活動を続けていきましょう。

計画を立てるときのコツは、予定が変更されてもあわてずに対応できるように余裕のある日程に最初からしておくことです。
また、計画を立てる前には「これから挑戦したいこと」「なぜ正社員を目指すのか」など、そもそも転職しようと思った理由をしっかりと考える時間を作りましょう。

何となく正社員がよさそうだから、といったあいまいな理由ではなく、面接で質問されたときに自信をもって答えられることが理想です。

中卒の就活の特徴

正社員の求人では、学歴や職歴を求められることが多いです。
そのため、経歴やスキルが少ない中卒者は書類選考の段階でどうしても不利になってしまいます。

また、「就職活動の仕方がわからない」「求人の探し方がよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。

新卒と呼ばれる大学卒業者の場合は同じように就活を始める友人がたくさんいますし、学校側のサポートも充実していますが、その一方で中卒の就活はすべて個人で行動していかなければなりません。
しかし就職活動の仕方がわからないことは当然ともいえますので、悩みを抱えてふさぎこむ必要はありません。

そこで、そんな中卒の方でも利用できるのが私たちのような若年層向けの就職・転職支援サービスです。

就職・転職支援サービスとは、就活に関するいろいろなサポートが受けられるサービスのことです。
プロの就活アドバイザーがカウンセリングを行って、一人ひとりにマッチした仕事を見極めて紹介します。

他にも、履歴書の書き方や面接の準備をお手伝いしたり悩み事の相談にも応じたりしています。
兵庫での転職はもちろん他のエリアにも対応していますので、一人でどうしていいかわからないと悩む前に気軽に相談してみてください。

▶中卒でもアルバイトより正社員のほうがいいってホント？

中卒に対する採用側のイメージ

高校に進学しなかった理由や途中で退学してしまった理由には、それぞれの事情があることでしょう。
しかし、求人を募集している企業が中卒を採用することに不安を感じているのは次のような理由からなのです。

「勉強が嫌いで、物事を学ぼうとする意欲がないのでは？」
「継続して努力することができるのか？」
「問題が起きたら途中で投げ出してしまうのでは？」

このように企業側は中卒の求職者に対して、仕事をするうえでデメリットとなる要素があるかもしれないと懸念していることがあります。
そのため、実際のあなたはまったく異なる性格であったとしても中卒という現実の壁は思いのほか大きいということを感じている方も少なくないでしょう。

しかしだからといって、中卒からの正社員への転職は不可能ではありません。
中卒の男性でも女性でも、正社員として働いている方は少なからずいるのです。

また、応募条件を「高卒以上」としている求人のなかには、学歴の制限ではなく18歳以上の人材を求めているためそのように記載する場合もあります。
したがって、志望する求人に高卒以上と書かれていたとしても入社できる可能性はあるので、企業の採用担当者に一度問い合わせてみるとよいでしょう。

アピール材料になる資格

資格があれば必ずしも就職に有利になるというわけではありませんが、学歴がネックになりがちな中卒の転職では周りと差をつけるのに有効ともいえます。

資格には国家資格と民間資格があり、国家資格のほうが基本的に難易度は高めです。
中卒から取れる国家資格には宅地建物取引士、調理師、国内旅行業務取扱管理者試験、税理士などがあります。

宅地建物取引士は「宅建」とも呼ばれ、広く知られた不動産の資格です。
不動産業界や建築業界を希望する方におすすめです。
厳密には国家資格ではありませんが准看護師は女性に人気があり、医療系の仕事は不景気に強いのがメリットで安定して求人があるのが特徴です。

中卒から取れる民間資格には、インテリアコーディネーター、ホームヘルパー、秘書技能検定などがあります。
介護分野の仕事は、今後もますますニーズが高くなることが予想されます。
ホームヘルパーをまず取得して、将来的には国家資格である介護福祉士へステップアップを図るのもおすすめです。

秘書技能検定は履歴書の資格欄でアピールできる資格で、準1級以上は就活に有利になるといわれています。
他にも近年人気が高まっているIT業界を目指したいという方は、エンジニア系の資格を持っているとよいかもしれません。

▶中卒で結婚なら正社員をめざせ！仕事選びのポイントを徹底解説

高卒認定試験を受ける

資格を取ろうにも受験基準が「高卒以上」のものもあり、受験すらできないなんてこともあります。
そんなときは、高卒認定試験を受けてみてはいかがでしょうか。

高卒認定試験は、高卒と同等の学力があることを証明できる国家試験です。
ただし学歴が高卒になるわけではなく、あくまでも高卒程度の学力があると示すための試験です。

年齢の上限はないので、卒業から数年経過している方でも問題なく受験できます。
企業によっては高卒程度の資格があると判断するところもあるので、転職の可能性が広がります。

また、受験できる資格試験が増えることもメリットです。
高卒以上と学歴を制限している資格でも高卒認定試験に合格していれば受験できるものもあり、そのなかには国家資格も多くあります。

そして、国公立・私立大学・専門学校などの受験資格も得ることができます。
時間や金銭面に余裕があるのなら、大学や専門学校に進学するという選択も可能となるのです。
大学や専門学校を卒業するとそれが最終学歴となるので、学歴を重視する企業に就職したい場合に有利でしょう。

中卒からの転職体験談

中卒でフリーターをしていた20代女性の転職例を紹介します。
この女性は高校を中退してからフリーターになり、20歳くらいから転職を考えるようになったそうです。

ハローワークでは学歴で判断されたため、先輩から就職支援サービスを紹介してもらいました。
アドバイザーとの面談によって、今までの経験を活かせる接客の仕事を探すことになります。

そして書類の書き方や面接の指導を受け、正社員としてデパート店員に転職できました。
今は充実した毎日を送っているそうです

「つらいこともあるけれど、自分が成長できるのが本当にうれしい」と語っています。

転職は計画性をもって

中卒の転職は、就職活動の流れを理解して計画的に行動を進めることが大切です。
しかし書類選考に通らなかったり、面接がうまくいかなかったりという状況に直面することが多々あるかもしれません。

そんなときは一人で悩まずに、ぜひ私たちのような就職・転職支援サービスを頼ってください。
一つ一つ課題をクリアしていって、一緒に転職を成功させましょう。

▶【必勝】最終学歴が中卒でも理想の就職を成功させる方法とは

おわりに、｢仕事探し｣って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず｢不安｣と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での｢想像とのギャップ｣はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

｢仕事探し｣というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか？

でも、｢仕事探し｣って実は難しくないんです！

仕事を決めるときに必要なのは｢自分の良いところを武器に前向きにぶつかること｣、言ってしまえばこれだけなんです。

｢でも自分に良いところなんてないよ～…｣なんて嘆いているそこのあなた！長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう！

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