中卒でも高収入を稼げる仕事3選!高収入を稼ぐ方法4選もリサーチ
「中卒だから稼げない・・・」「学歴がないから高収入の仕事に就けない・・・」などとお悩みではありませんか?確かに学歴によって就職や転職への有利さには変動があります。
特に近年では中卒者の人口が減少傾向にあり、世間での常識では「高卒が当たり前」という空気感さえあるのが現状です。
しかし、中卒でも高収入を稼げる仕事は十分に存在しています。そこで、本記事では中卒をはじめとして学歴や経歴に自信のない方でも高収入を稼げる仕事を徹底リサーチいたしました。少しでも、高収入を稼ぐ方法を知りたい方のお役に立てたら幸いです。
そもそも中卒でも稼げるの?
やっぱり学歴によって賃金は違う?
私たちは学歴が高いほどお金を稼ぎやすいと考えがちですが、そもそもそれは事実なのでしょうか。そこで、学歴別の生涯賃金を調べてみました。
労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計 2017」のデータによると男性の場合、中卒の生涯賃金の平均が約1億9,400万円、高卒で2億730万円、大卒・大学院卒が2億7,000万円です。
また、女性の場合は中卒が1億3,760万円、高卒が1億4,640万円、大卒・大学院卒が2億1,670万円となっています。
この中で特に差が大きいのが中卒と大卒・大学院卒であり、その差は男女とも7,000万円以上となっています。
こうしてみると、収入は学歴によって明確な差があり、確かに学歴が高いほどお金を稼ぐには有利であることがわかります。
「中卒=稼げない」のは間違い
しかし、上記の数値はあくまで平均値です。中卒という学歴でも頑張って働いて高収入を得ている方はいらっしゃいますし、企業の代表をしている方だっていらっしゃいます。
中卒者の方が他の学歴の方と変わらぬ稼ぎ方をするには、学歴関係なく稼げる仕事を把握し、その中から自分がより活躍できるものを選ぶことが必要です。
学歴関係なく稼げる仕事は本記事の後半でご紹介しますが、ここで特に重要なのは、「自分がより活躍できる仕事を選ぶ」という部分です。
学歴に関係なく稼ぐことができる仕事を知るには、ネットで検索をかけるだけでたいていの情報を得られますが、その中からあまり深く考えずに仕事を選んでしまうと、
「理想と違って辛い、こんなはずじゃなかった」
「やりがいをもって働けない」
「この仕事は向いていなくて活躍できない」
などと就・転職の前と後でギャップを感じやすくなり、早期退職に繋がってしまう可能性があります。
そのため、仕事を選ぶ際には必ず自己分析を行い、自分の強みや苦手分野、将来ありたい姿を明確にしたうえで、それを叶えられるような仕事や職場を選ぶことをおすすめします。
中卒でも高収入を稼げる仕事3選
さて、ここからは中卒でも高収入を稼げる仕事を3つピックアップしてご紹介いたします。自分に合った仕事がないかどうか、ぜひチェックしてみてください。
営業職
最初にご紹介するのが「営業職」です。多くの会社では自社のサービスや商品を売り出していくために営業職を雇っています。
扱う商品の分野や業種は非常に多種多様で、日常生活で使うような小物の営業から車や家などの高額商品までさまざまです。
これらの商品やサービスをエンドユーザーに直接販売したり、企業相手に販売したりする場合もある仕事です。
学歴不問の求人が多く、未経験から募集しているしていることも多いため中卒であってもやる気と体力があれば歓迎されるでしょう。現在では福利厚生などの手当が充実した企業・求人も多く見られます。
なお、基本的に人を相手にする仕事であるため「コミュニケーション能力」は必須となります。「人と話すのが好き」という人に向いている職種と言えるでしょう。
営業職はどの企業にとっても要の存在であり、営業職が契約を上げることによって会社全体の仕事が回っています。
契約を上げれば上げるほど会社内での評価は高まり、それに応じて給料や年収もあがっていく場合がほとんどです。
特に、完全歩合制で給料をもらえる会社であれば、自分の努力次第で初年度から大卒を上回る給料をもらうこともできます。
もちろんそれ相応に仕事は激務になる傾向がありますが、「やればやるだけ給料がもらえ年収がUPしていく」ことにやりがいを感じることができれば高給取りになることも十分可能です。
現場仕事
工事現場や左官工など現場仕事を主にする職種も儲かります。
「難しいことは分からないけど、体力には自信がある」という人にピッタリの仕事です。未経験者歓迎や学歴不問の求人が多くありますので、儲かる仕事を探している中卒の方におすすめです。
ただし現場での仕事は会社での仕事に比べて危険を多く伴います。工事現場であれば重機の扱いや高所からの転落など、命に関わるような事故につながる場合もあるのです。
さらに、夏の猛暑や冬の寒さのでも外で仕事をするため体力がなければ続けることが難しい仕事になります。
もちろんその分だけ月給は良く、大手の企業であれば高卒であっても大卒と大差ない給料で雇ってくれる企業もあります。
「スーツを着るよりも現場で汗をかく方がいい」という人はぜひ検討してみましょう。
システムエンジニア
「え!?エンジニアなんて難しそうで入社すらできんないんじゃ…」と感じられた人も多くいらっしゃるかもしれませんが、実はIT業界は現在、各企業・各業種において圧倒的な人材不足に陥っています。
そのため、IT業界では積極的に未経験者を採用・入社させていることが多く、月給や賞与、福利厚生や手当ての充実を希望している人には狙い目の仕事です。
IT業界と一口に言っても様々な業種が存在しますが、未経験から始められるのは主にエンジニアになります。そしてエンジニアの中にも様々なポジションが存在します。
・フロントエンドエンジニア:Webサイトのビジュアル(見た目・表面)の実装を行うエンジニア
・サーバーサイドエンジニア:いわゆるコードを書くエンジニア
・インフラエンジニア:Webアプリの動作の整備を行うエンジニア。※コードはあまり書かない系
・テストエンジニア:作成したアプリの稼動確認を行うエンジニア※コードはあまり書かない系
・・・etc
さて、IT業界の企業へ未経験で入社したい場合に注意しておくべきポイントは、完全な未経験者はいわゆるコードを書くエンジニアとしては採用されにくいという点です。
未経験でいきなりコードを書くような仕事を行うことはかなり難しく、未経験でも採用するということは未経験でもできる仕事を任されることと同義であるということになります。
IT業界ではそれが普通のこととなりますので、転職活動を行う際には事前に知識を十分につけておくことが大切です。
なお、未経験からエンジニアを目指す場合には30歳を越えると難しくなります。特にIT業界は実力主義かつ体力を要する業界であるため、年齢を重ねると即戦力であることを求められるようになります。
IT系で給料のいい仕事に就職、転職をしたい、未経験でプログラマーを目指したいという場合には、ぜひ20代以内までに検討してみてください。
また、未経験でエンジニアに転職を目指す場合に必ず必要なのは自分でアプリを製作したことの経験です。
これは自分のやる気やこれからのポテンシャルを企業に知ってもらうために重要となります。
付け焼刃でとりくんだような作品でなければ、基本的にスキルを計るものではないため積極的に提示しましょう。
ちなみに、未経験からでもシステムエンジニアを目指すことのできる求人はとても多いですが、難易度としてはプログラマーから始めたほ方が勉強もしやすくとっつきやすいかもしれません。
IT業界に興味のある方は、ぜひ頭の片隅に入れておいてください。
中卒が高収入を稼ぐ方法4選
納得した職場選び&1社に勤め続ける
先ほど、“中卒だから儲かる仕事は無いと考えるのは思い込み”とお伝えしましたが、生涯でもらえる給料に関しては、高卒と比較しても平均2000万円ほど差があることは事実です。
その理由としては、世間一般のイメージを採用担当が鵜呑みにしてしまったり、就職しやすい仕事に応募が集まり競争率が上がってしまうなどがあります。
その学歴差で不利にならないためには、納得した職場選びをして1社に長く勤めることが大切です。
日本ではいまだに年功序列制度が色濃く残っている企業が多くあり、同じ企業に勤めれば勤めるほど給与額があがっていく傾向にあります。
基本的には一社に長い間勤め続けることで、中卒者でもしっかりと儲けることができます。
しかし、同じ企業に長い間勤めたいと考えても企業の経営方針に納得できなかったり、やあまりに興味のない分野での仕事をしなければならない場合などは長く働いていくことに苦痛を感じ入る場合もあるでしょう。
中には人間関係のトラブルなど、企業で働くにはそれなりのリスクが伴います。
だからこそ、せめて自分が心から納得してその企業に入社することができたら随分とモチベーションが違ってくるのではないでしょうか?
そのためにはしっかりと自分のやりたい事や得意な事を見直して、その上で採用してくれそうな会社との兼ね合いも見て腰を据えて仕事を探しましょう。また、履歴書の字1つとっても、採用担当に自身をアピールすることが出来ます。
「学歴差で不利にならないために気をつけること」についてはこちらの記事で情報をまとめています。
転職者向けの記事ではありますが、就職を考えている人にもあてはまる情報ですので、気になった方はぜひご覧ください。
正社員になって高収入に!
正社員として中卒が働ける場所があるのかと言えば、勿論YESです。多くの会社で中卒の方は活躍されています。
一般的に多いのが工場への就職ですが、中学卒業と同時に就職する場合、免許や資格取得をしながら経験を積んでいくことが多いです。中卒採用を積極的にしている企業はそこのサポートもあることが特徴です。
他にも建設業界などで活躍の場がある塗装工や大工、とび職人や、庭師や美容師など専門知識を必要とする職種で正社員として活躍されている方も多いです。
というのも、中学卒業と同時に就職してスキルを身に着ければ、高卒で正社員となった人よりも3年分経験を多く積めるからです。
専門のスキルや経験が必要な業界こそ、就職が早いことのメリットは大きく、実力主義のため、出世も早くなるなどして賃金も多くなるケースも少なくはありません。
見習いからスタートする職業で言えば、料理人や溶接工なども当てはまります。どれも学歴とは関係なく就職できる可能性が高い職業ですが、より多くの資格や免許を持つことで有利に働ける職種です。
例えば運転免許ひとつとっても、普通自動車から大型トラック、クレーン運転士であれば数種類あります。
仕事を続ける中で免許取得するのは簡単なものではありませんが、幅広く取得すると多くの職場で替えの効かない人物となり、高学歴の人よりも賃金が高額になるケースも多いです。
デスクワークの仕事は稼げる!
中卒で最初から正社員にならなければ安定した賃金が得られないわけではありません。むしろ、アルバイトから仕事を覚えて正社員へステップアップするケースも多いのです。
特にデスクワークでは中小企業で中卒の人が活躍する場があります。
まずはアルバイトで雇い、社風に合う人物であるのかや、事務作業への意欲や仕事を覚える早さなどを評価して、正社員として迎え入れるケースです。
誠実に仕事をこなすのが正社員への道を切り開く手段ですので、軽作業を含む仕事でもやる気を持ってトライするのが良いでしょう。
また、せっかく頑張っても「正社員になる道がない職場」であれば意味がありません。アルバイト面接の際に「正社員登用はあるのか」を確認しておくことをおすすめします。
ちなみにデスクワークに限られたことではないですが、一定期間のキャリアを積めば更に好待遇の企業へ転職できるため、それを見越してアルバイトから正社員を目指す方もいます。
現代では事務作業をパソコンを使って行うケースは極めて多いため、事務処理関連のソフトを使いこなすための勉強や、資格検定を受けておくのも良いでしょう。
「芸能系」「漁師」「期間工」も稼げる!
中卒でもできる仕事は前述してきた職業以外でも多くあります。特に儲かる仕事としては、歌手や俳優などは世間に認められれば莫大な資産を得られる可能性がある職種です。
しかし、当然ながら誰もが成功するとは限りません。比較的、特別な才能を必要としない職種で賃金が高額なものでは、漁師などが挙げられます。
重労働にも耐えられる体力と根気が必要な職業で、未経験でも雇用してくれるケースがあるほか、学歴はほぼ関係ありません。
中卒で初任給が30万円以上貰えるケースも中にはあり、経験と年数を積めば更に収入はアップします。
漁業に必要な資格は18歳になってから取得し、ステップアップして船長になれればさらに高い年収が得られるのが一般的です。
危険な海域での漁業や半年船に乗って戻ってくるスタイルの漁師になると収入はさらに何倍にもなります。
また、期間限定で働くスタイルでも高収入を得られるケースもあります。例えば自動車工場で契約社員(期間工)として働くと場合によっては月給が40万円程度になるのです。
一般的に寮生活となるため部屋代は必要なく、高収入を得られます。契約期間満了後は次の職を探さなければなりませんが、スキルの高さを認められれば正社員になれる可能性も人手不足の現代では低くありません。
給与・待遇面をUPさせる資格
稼ぐために有利な資格の一つに運転免許を挙げましたが、他には具体的にどんな資格があるでしょうか。
実は取るべき資格は働きたい仕事の内容や勤めたい会社の種類である”業種”によって変わってきます。
たとえば、不動産業界で働きたいなら「宅地建物取引士」、手に職を付けたいなら「貴金属装身具製作技能士」などです。
就職希望の方は先に勉強をはじめておくに越したことはありません。転職を考えている方は、転職で目指す方向性を定めて有利になる資格を取りましょう。
また、資格には国家資格や民間資格があり、難易度や年齢制限も様々です。
やりたい仕事と転職活動に有利な資格の組み合わせ例や国家資格と民間資格の違いについてはこちらの記事をご覧ください。
仕事選び次第で学歴よりも意欲や能力を重視してもらえる職場に入れる
中卒でも儲かる仕事はあるとここまで紹介してきました。多様化した雇用形態や人手不足などにより、能力や意欲さえあれば中卒の人が就職できるケースも増えているのです。
しかし、どの様な職業でも楽をして高い賃金を得るのは難しく、それには学歴の高さも関係ありません。
資格取得や仕事に役立つスキルを身に着けることや、時には重労働をこなさなければならないケースもあります。
また、儲かる仕事になるかならないかは学歴では無く自分に適しているかも重要です。自分の能力や適性を見極めて職業を選び、高収入を目指して下さい。
とはいえ、稼げる仕事の中でも自分にはどんな仕事は向いているのか、どんな業務内容なら続くのかがわからないという方も多いのではないでしょうか?
就職や転職に不慣れな方も、仕事選びはもちろん履歴書や職務経歴書、面接対策などどのように準備をしておけばいいのか不安が多いことと思います。
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「中卒でも稼げる仕事に就きたい」「短期間で就・転職したい」という方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
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