中卒の人が就職するなら未経験でもIT業界を目指してみよう
中卒の人が就職先を探しても、なかなか応募できる求人がなく困りがちです。未経験の業界ともなるとほぼ不可能だと考えてしまう人もいますが、実はIT業界は違うかもしれません。就職先の候補として積極的に検討してみましょう。
IT業界は中卒でも大丈夫なのか
転職市場が拡大されてきているため、求人が色々な業界から出されるようになりました。就職や転職をしたいと思ったときにもたくさんの候補があって選べるという認識が広まっているのは確かです。しかし、中卒の場合には候補が少ないのが現状です。
学歴社会の傾向が強いのは日本の特徴で、募集条件として高卒以上あるいは大卒以上を求めている求人が多くなっています。また募集要項には明記していなくても、学歴を見てすぐに書類選考で切ってしまう会社も多いのは確かです。履歴書には必ず学歴を書かなければならないため、中卒の人は書類選考が通りにくいでしょう。
ところが、業界によっては学歴をあまり気にしない場合があります。昔からの伝統を重んじる業界では学歴社会の考え方が根強いですが、比較的新しい業界の場合には欧米的な実力主義の考え方で人材を吟味するようになっています。その代表格となっているのがIT業界です。
IT革命前後から飛躍的に拡大されてきた業界で、競争に勝ち抜くためには過去の栄光ではなく、これから力を発揮できる人かどうかを重視しています。そのため、中卒であっても特に問題はなく、それ以外の部分に魅力があれば書類選考を通過することが可能です。重要なのは履歴書や職務経歴書で魅力を訴えかけることだと考えましょう。
未経験でもIT業界を目指せるのか
会社に対して魅力を訴えかけるために重要なのが即戦力なる能力があると示すことです。IT業界に就職するなら、IT系の企業でエンジニアやプログラマー、あるいはディレクターなどとして働いてきた経験があると強いでしょう。社会人として戦力になってきた経歴があるなら、採用してすぐに能力を発揮して会社のために働いてくれると期待できるからです。
しかし、誰もが初めてのことに臨むときには未経験者なので、これからIT業界に挑戦したいという人の場合には就職も転職も無理だろうと考えてしまうかもしれません。確かに一般的には新しい業界に挑戦するのはかなりハードルが高いですが、IT業界の場合には未経験であっても十分に採用してもらえる可能性があります。
そしてエンジニアやプログラマーとして働くためにはITに関する基礎知識を持っていなければなりません。プログラミングや情報機器、ネットワークなどについて詳しい人は世の中にはあまり多くないため、さらに経験も求めてしまうと候補となる人材がほとんど見つからないのが現状です。そのため経験があればかなりの確率で採用してもらえるのは確かですが、経験が一切なくても知識が十分にあればIT業界を目指せるのです。まずはIT業界でどんな仕事をしたいかを考え、そのために必要な知識を付けて就職活動に挑みましょう。
今までの経歴を棚卸してみよう
IT業界に就職するには基礎知識があれば十分な場合もありますが、もし中学校を卒業してから社会人として働いてきたのなら経歴も考慮してみましょう。色々な仕事をしてきた人の場合には一通り学んだことや成果を上げてきたことを思い返してみるのが大切です。
実はIT業界では他業界での経験や知識、人脈などを重視しています。IT業界で開発されたシステムに取引先がなければ売り上げにつながることはありません。取引先はIT業界の外のことがほとんどなので、他業界につながりを持っている人が魅力的に感じられることが多いのです。今までどんな業界で働いてきたか、そこでの業務を通してどの業界とつながりを作ってきたかを棚卸してみると、実はIT系の企業にはアピールポイントになります。今までの経歴を一通り確認して、実は志望先の会社が市場として見ている業界の会社に勤めていたとなれば採用してもらえる可能性が高まるでしょう。そして築き上げてきた人脈も棚卸して、どの方面にならつながりを今からでも作れるかを確認しておくと役に立ちます。履歴書や職務経歴書にはこのような自分のネットワークの広さを記載しておくのが賢い方法です。
昔よりも今を重視するのが肝心
履歴書や職務経歴書を書いていると自分の昔のことばかりが気にかかってしまいます。中卒だという点が不安になってくることは多いでしょう。中学校を卒業してから実は働いたことがないという人もいるはずです。そのような昔があるからこそ、就職が難しいと考えてしまう人も大勢います。
しかし、IT業界では昔よりも今が重要で、むしろ近い将来に活躍できなければ大学院卒で更に大手で働いてきた経歴を持っていても意味がありません。自分の過去にはとらわれずに、「私はこれから御社で活躍できる人材です」と伝えられるようにしましょう。
そのためには自己分析をするだけでなく、必要に応じて資格の取得や検定の受験などをして魅力を増やしていくことも大切です。特に古い経歴はあまり気にせず、最近になってITに関する特技が増えたという事実を作って記載するようにしましょう。
準備に困ったらプロにアドバイスを聞こう
履歴書や職務経歴書に何を書いたら良いかで悩んだらプロにアドバイスをもらうのが良い対策です。履歴書はフォーマットに従って書いてあれば良いものではありません。自由記述ができる部分は多いので、その内容をいかに充実させるかが勝負になります。また職務経歴書はフリーフォーマットのことが多いので、構成の仕方からよく考えなければなりません。同じ内容であってもプレゼンテーションの仕方によって魅力があるという印象を受けるかどうかが変わります。IT業界を志望する上では中卒、未経験といった事実を隠そうと努力する必要はあまりありませんが、それが目立ってしまわないようにするに越したことはないでしょう。もっと見て欲しいところはどこなのかを明確にし、はっきりと伝わるように書き上げることが大切です。
多くの就職希望者の書類の添削をしてきている私たち『第二新卒エージェントNEO』に任せてもらえれば、じっくりと打ち合わせをしながら美しくて魅力的な履歴書や職務経歴書を仕上げられます。試しに書いてみたけれどこれで大丈夫か心配だという人も、そもそも書き方が全然わからなくて困ったという人も、ぜひ私たちに一言声をかけて下さい。簡単なアドバイスが欲しいときにも、本格的な添削を希望されるときにも柔軟に対応します。一度、プロの目で書類を見てもらうと自分に対する見方が変わる人もいるので、ぜひ私たちに相談してみて下さい。
就職でも転職でもIT業界は有力候補
中卒の人は確かに就職や転職をするのが大変になりがちで、応募してもなかなか書類が通らない傾向があります。しかし、たとえ未経験であってもIT業界なら就職できる可能性があります。どの業界で働きたいかわからないと思っている人も、もともとITに興味があった人も有力候補として検討してみましょう。
昔よりも今や将来を重視するのがIT業界の一般的な考え方です。中卒という学歴を気にせず、いかにこれから志望先の会社の戦力になれるかを伝えられるように書類を整えましょう。私たちはその書類作りのサポートをプロとして行っているので、就職に成功するために相談に来て下さい。
おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです
新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。
「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!
仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。
「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。
しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!