既卒者が就活に失敗する原因は?

既卒者が就活に失敗する原因として「新卒の時に就活をしなかった・失敗した理由を説明できなかった」という理由が挙げられます。

既卒で就職活動をしていると新卒で就職をしなかった理由を必ず聞かれるため、この質問にしっかり答えることができるようにしっかり備えておかなければいけません。

新卒で就活をしなかった場合

新卒で就活をしなかった場合、就活を始めるまでに何をしていたのかしっかり説明できるように準備をしておく必要があります。
例えば大学で学んでいたこととは関係ない専門職を希望していて勉強していたり、海外で語学を学んでいたりしたのなら、その経験から学んだことも添えて話すと良いでしょう。

ただ、このような場合は正直に話しても問題ありませんが、単純に就職をしたくなくてフリーターやニートだった場合は全て正直に話してしまうと仕事が続かない、やらなければいけないことを後回しにしてしまいそうと判断されてしまう可能性があります。

そうならないためにもこの場合は今まで何をしていたかより、これから何がやりたいのかということをはっきりさせて仕事への熱意をアピールすることが大切です。

新卒の就活に失敗して既卒で再度就職活動をしている場合

就活市場は売り手市場と言われており、新卒で就活に失敗してしまう人はかなり少ないです。

そのため、この場合はどうして新卒の時に就活に失敗してしまったのかをしっかり考え、その反省点を活かして就職活動に取り組みましょう。

反省点を自分で理解することができれば企業に対して「自己分析がしっかりできる人」というイメージを持ってもらうことができます。

▶不安な面接はもう嫌だ！既卒就職のための面接攻略五箇条

中小企業が狙い目！

先ほど解説したように就活市場は売り手市場です。
新卒の確保に苦戦している企業はたくさんあり、そのような企業を中心に挑戦していけば既卒でも十分満足する結果が得られるでしょう。

ただ、既卒者の場合新卒と同じ感覚で就活に取り組むために失敗してしまう人が多いです。

その原因として大手にこだわってしまうという理由が挙げられます。
既卒であってもなるべく良い待遇の企業で働きたいでしょうが、大手企業はあまりおすすめしません。

大手企業はネームバリューの高さや待遇の良さから全国から応募が殺到します。
大手企業の中には既卒でも新卒と同じ扱いで応募できることが多いです。

しかし新卒でその年の採用予定人数を補うことができてしまうため、既卒だと相当優秀な人でないと採用してもらえません。

そこでおすすめなのが中小企業でしょう。

新卒が大手に流れてしまうため、何とかして若い人材を確保したいと考えている中小企業はたくさん存在します。
このような企業だと既卒者も積極的に採用しており、中小企業に狙いを定めることで大手企業にこだわって就活をするよりも就職先が見つかりやすいです。

どうしても憧れの企業に入社できるまで就活を頑張りたいと考えている人もいるでしょうが、この場合中途採用で憧れの企業に入社するという手段があることも忘れてはいけません。
特に大手企業だと大学時代に頑張ったことの内容や大学のネームバリューが採用基準のうち大きい割合を占めているため、大学時代に目立つポジションにいた人の方が圧倒的に有利です。

しかし中途採用であれば学歴は関係なく、それまでに培っていたスキルで採用するかどうかを判断します。
そのため、別の会社に入社して仕事を頑張ってスキルを身につけ憧れの企業に転職するというルートの方が、憧れの企業に入社できる可能性が高いと言えます。

したがってこの場合は、自分の憧れの企業へ転職するにあたって必要なスキルを身につけられることを条件に就活に取り組みましょう。

既卒者におすすめの仕事は未経験OKの求人

既卒者でも採用してもらえる可能性が高い求人は「未経験OK」となっている求人です。

このような求人は学歴に関係なく可能性のある若い人材を、時間をかけて一人前に育てていく方針で採用を行っています。
そのため、実際にこのような求人に応募して内定をもらっている既卒者は多いのです。

そこで、未経験OKの求人が多い業界にはどんな業界があるのかをチェックしましょう。

IT業界

IT業界は急速に発展した業界であり、技術者の数が需要に追い付いていません。
そのため、IT技術者を増やすために理系大学や情報系専門学校など学校でプログラミングを学んだことが無い人を積極的に採用しており、既卒者でも応募しやすいです。

未経験者でも1からプログラミングなど仕事に必要な知識を新入社員研修にて教えてもらうことができるので、IT業界未経験どころかWord・Excel程度しか使えない、パソコンを持っていないなどといった状態でも若ければ採用してもらえる可能性が高いでしょう。

IT業界の仕事は開発系の仕事とインフラ系の仕事の2種類に分けることができます。

開発系を選ぶ場合はプログラマーとしてコードを書いてWebアプリなどを制作する仕事が中心で、IT業界の仕事と言われると開発系の仕事をイメージする人が多いでしょう。

それに対しインフラ系の仕事は企業などで使用するインターネットの運用や構築を行います。
私たちの生活の中でインターネットが当たり前に安全に使うことができているのはインフラエンジニアのおかげです。

目立ちにくい仕事ではありますが、IT業界はインフラエンジニアがいないと成り立たないと言っても過言ではないでしょう。

未経験から応募できる仕事は開発系だとプログラマー、インフラ系だと初級インフラエンジニア(監視・運用)の求人が中心です。
未経験からIT業界を目指す場合はこれらの仕事に狙いを定めて応募しましょう。

ホテル業界

常にホテルの需要はありますが、ホテル業界は24時間人が施設内にいる必要があることから生活リズムが崩れやすく、ブラックな業界と思われてしまいがちです。
確かにホテル業界でキャリアを形成していくためには、若いうちにホテルの業務すべてをマスターする必要があるため、プライベートの時間を削って勉強する必要があって大変でしょう。

しかし、経験を積んでマネージャーなどといった管理職ポジションを任せてもらえるようになると、生活が安定して同世代よりも高い年収を稼ぐことができます。
特に外資系ホテルだと管理職クラスの給料はかなり良いです。

また、ホテルスタッフの仕事を一度覚えたら海外で働くという選択をすることもできます。
そのためホテル業界で働く人の中には仕事をしながら語学力を磨き、海外移住をする人もいます。

▶【驚愕】学歴の影響がないってホント！？既卒の就職のコツ

就活は早ければ早いほど有利！

既卒者の就活は未経験者向けの求人に絞って応募すれば採用してもらえる可能性が高いでしょう。
しかし、未経験者を募集している企業は既卒者を積極的に採用しているとは言え、しっかり対策をしたうえで応募しないと就活に失敗してしまいます。

それに既卒者は新卒の時と違って就活の際に学校のサポートを受けることができません。そのため、自力で就活を進めていく必要があります。
ただ就活をした経験が無かったり、失敗してしまったりしているとどのように取り組めば就活を成功させることができるかわからないでしょう。

そこで既卒者が就活をするにあたって利用すべきなのが就活エージェントです。

私たちのような就活エージェントなら新卒者だけでなく既卒者の就活も積極的にサポートしています。
応募書類の添削や面接練習など新卒だったら学校で受けられる就活サポートも、就活エージェントを利用すれば基本的に無料で受けられるので、積極的に就活エージェントを使って就活を成功させましょう。

▶あなたは大丈夫？既卒が就職するための面接対策｢絶対五箇条｣

おわりに、｢仕事探し｣って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず｢不安｣と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での｢想像とのギャップ｣はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

｢仕事探し｣というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか？

でも、｢仕事探し｣って実は難しくないんです！

仕事を決めるときに必要なのは｢自分の良いところを武器に前向きにぶつかること｣、言ってしまえばこれだけなんです。

｢でも自分に良いところなんてないよ～…｣なんて嘆いているそこのあなた！長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう！

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